お金を貯めるコツは細かな固定費を見直すこと!

お金の管理

ひと月の収支をしっかり把握することがポイント

結婚して子どもができると、生活費が上がり教育費がかかってしまうのでなかなか貯金することが難しくなってしまうのではないでしょうか。
しかし子育て中であっても貯金をすることは可能です。
お金を貯めるコツは、細かな固定費を見直すことです。

その方法はまず、ひと月のどれだけの収入があってどれくらい使っているかを把握することがポイントになります。
収入と支出を把握することができたら、どれくらい貯金できるのかを知ることができます。

支出はさらに固定費と流動費に分けることがポイントになります。
固定費とは予め支出金額が決まっているものをいい、家賃や住宅ローン、保険や保育料などの費用をいいます。

流動費とは、公共料金や食費、雑貨代などの毎月いくらになるかわからない費用のことです。
節約というと、流動費をなるべく抑えることを思い浮かべる方も多いかと思われますが、実は固定費を見直した方が流動費を節約するより効果が高いのです。

固定費はどうやって見直すか?

しかし予め支出金額が決められている固定費をどうやって見直したらいいのかわからないという方が多いのではないでしょうか。
例えば固定費である家賃を見直すのであれば、もう少し安い家賃の住宅へ引っ越すことも検討するのも有効です。

家賃が毎月1万円安くなるだけで、年間12万円も貯めることができるからです。
家賃の見直しをする時は、更新手数料がかかる更新時期に行うのがポイントになります。

すでに家を購入しているのであれば、住宅ローンの借り換えを検討してみるのもいいでしょう。
住宅ローンは借り換えをすることによって金利が安くなり、返済総額を減らす効果があるからです。

自分が借りている住宅ローンの金利が他のものよりちょっと高いなと感じたら、他の住宅ローンへの借り換えを検討しましょう。

無駄な保険に入っていないか確認してみる

家賃や住宅ローンは大きな固定費であるといえますが、それ以外にも細かな固定費を見直すことも大切です。
細かな固定費で最初に見直すべきものは保険です。

一家の大黒柱の方が生命保険に入ることは大切ですが、それ以外に無駄な保険に入っていないか一度確認してみましょう。
例えば東京都民なら、子どもは小学生になるまで医療費が無料なので子どもの医療保険は不要です。

また住宅ローンを組んでいる方は団体信用生命保険に加入しているので、高額な生命保険に加入している場合は見直してみることが大切です。

子どもの習い事の費用について

意外に見落とされがちなのが、子どもの習い事の費用です。
子どもの習い事の費用は、ひと月5000円など一つ一つは少額なのですが、それをいくつも習っていると結構な金額になってしまいます。

子どもの将来を考えてさまざまな習い事をさせるのはよいことですが、家計の負担になるほど習わせることはよくありません。
特に子どもが小さい内は一つか二つくらいの習い事に抑えるようにしましょう。

子どもが大きくなるにつれ塾代などの教育費がかかるので、子どもが小さい内は習い事をセーブして教育費を貯めることがポイントになります。

夫婦のお小遣いは金額を決めて固定費で管理

夫や妻のお小遣いは固定費に入れていますか。
毎月特に金額を決めていないのであれば、きちんと金額を決めて固定費で管理しましょう。

専業主婦であっても息抜きをするためのお小遣いが必要です。
夫の飲み代のように妻がママ友とのランチで楽しむお金は、きちんとお小遣いの決めてその中で使うようにしましょう。

もともと夫のお小遣いは固定費として決められていた場合は、その金額が高くないか毎年見直してみることが大切です。

このように固定費を細かく見直すことによって、貯金できる金額を増やすことができます。
貯金できる金額を増やすことができたら、ただ銀行に預けておくだけではなく投資信託などにも目を向けるのがいいでしょう。