お金持ちほどケチって本当?

1.金持ちはお金を賢く使う傾向が強い

所得の高さや持っている金融資産の多さによって、人々の暮らし方は大きく異なります。
またお金持ちの中には節約にこだわる人も多く、そのためにケチであるというイメージが植え付けられているのも事実です。

しかしケチであるというよりもお金を賢く使う傾向が強いのが、収入の多い人たちの一番の特徴です。
特に無駄な部分にお金を使わない姿勢を貫く傾向も顕著であり、浮いたお金を活用して資産運用を行うのが一般的です。

通常の預貯金よりも株式などで運用をしたほうが、保有している金融資産は多く増えます。
したがって節約にも力を入れながら資産運用を行う人は、より一層お金持ちになる傾向が強まります。

一方で50万円以上の腕時計や1000万円以上の乗用車を買うなど、収入や資産の多い人は高価格帯の商品も積極的に買っています。
その場合には買った商品を長期間使い続けるために、結果として優れたコストパフォーマンスを実現することができます。

メリハリのある消費が結果として節約にもつながっており、お金持ちは快適に暮らしながら更に資産を増やしています。

2.お金持ちは都心で1億円以上の物件を購入する

収入が平均的な人は郊外で家を買いますが、お金持ちは都心で1億円以上の物件を購入することがよくあります。
職場にも近い都心に家を買うと通勤時間も節約できるので、仕事が効率的に行えるメリットもあります。

また私立中学なども多いために、人口が集まる都市部で暮らすと子供たちにも良い教育環境を提供することが可能です。
質の高い教育は子供にとっての大きな財産であり、将来的に一流企業への就職にも役立ちます。

このように仕事や教育に便利な場所を選んでマイホーム購入に十分に予算を活用するのが、お金持ちと呼ばれている人たちの特色です。

更にマイホームを新築するときには、所得の多い人は外観よりも建物の機能に強くこだわります。
とりわけ年収1000万円以上のファミリー層に人気があるのは、家族の団らんを重視した間取りの建築プランです。

3.水道光熱費の節約に強い興味を持っているのが富裕層

リビングルームが広い一戸建て住宅であれば、家族のコミュニケーションも円滑に行えるようになります。
したがって家族関係でストレスを感じることも少なくなり、結果として仕事にも精力的に取り組めます。

そして年収が一般的なサラリーマンの数倍の人であっても、水道光熱費の節約に強い興味を持っています。
住まいを買うときに建物の断熱性にもこだわっているので、結果として光熱費の節約にも成功する高所得者層が多いです。

自宅のエネルギー効率が高いと光熱費が減らせますが、そのことが地球環境の保全にもつながる点にも所得の多い人は注目しています。

4.同じ商品であれば最安値で購入したいと考える

平均的なサラリーマンは収入が増えるとデパートを使うようになりますが、富裕層はディスカウントストアを積極的に活用しています。
したがって都心に近い高級住宅街周辺の激安スーパーでも、富裕層が高級外車で乗り付ける姿をよく見かけます。

同じ商品であれば最安値で購入したいと考える高額所得者が中心であり、安くても健康や地球環境に優しい製品を選んでいます。
したがって暮らしが豊かな人もスーパーなどのプライベートブランドを積極的に選んでおり、比較的少ない生活費でも豊かさを強く感じているのが特徴的です。

また友人や職場の同僚と外食するときにも、割り勘でお金を支払う傾向が著しいです。
シビアな金銭感覚を持っている人が中心であり、1円でも大切に扱うのが富裕層の特色です。

確かに割り勘にはケチなイメージが伴いますが、お金に対して厳しい姿勢で臨むことが資産総額の増加に直結します。
単純に支出を減らすのが普通の人の特色である一方で、お金持ちは価値を重視しながら必要な部分に集中してお金を賢く使っています。

出典:お金持ちになりたいなら知るべし!世界の金持ちに共通する16の特徴